もやしの種類

緑豆もやし

近年ではもっとも生産量が多く、市場に出回っている「緑豆もやし」。緑豆は、中国原産で青小豆とも呼ばれ、もやしの他、春雨の原料としても知られています。軸は太めで食べごたえがあり、みずみずしい食感が楽しめます。富士食品工業では、日光工場で生産しています。

緑豆(別名=青小豆)/緑豆のもやし
緑豆(別名=青小豆)/緑豆のもやし

黒まめもやし(ブラックマッペ)

シャキシャキとした食感、特有の豆の甘みを持つ「黒まめもやし」。日本では古くから親しまれ、「もやしといえば黒まめもやし」と根強い人気があります。黒豆は「ブラックマッペ」とも呼ばれ、煮豆で食べる黒豆よりも小豆に近い品種。インドで食べられる「ナン」はこの黒豆で作られ、その甘みが親しまれています。富士食品工業では、日光工場で生産しています。

黒豆(別名=ブラックマッペ)/黒豆のもやし
黒豆(別名=ブラックマッペ)/黒豆のもやし

小粒大豆もやし

「大豆もやし」は、江戸時代の書物にも名を残す日本古来の食べ物。甘みが強く、煮崩れしにくいので、鍋料理やスープにおすすめです。そのうち「小粒大豆もやし」は、納豆などにも使われている小粒の大豆で作ったものです。加熱時間は長めの3分を目安に。富士食品工業では、栃木工場で生産しています。

小粒大豆/小粒大豆のもやし
小粒大豆/小粒大豆のもやし

大豆もやし

韓国料理の「ナムル」や「チゲ」には欠かせない、大きな豆の付いたもやしです。江戸時代から青森県の大鰐(おおわに)温泉で作られてきたのは、この「大豆もやし」です。豆の部分もおいしく、食のプロにも「他のもやしでは代えがたい」と言われるほど。加熱時間はかかりますが、歯ごたえが損なわれないのが特徴です。富士食品工業では、栃木工場で生産し、主に業務用として出荷しています。

大豆/大豆のもやし
大豆/大豆のもやし

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