富士食品工業では自社で農場を作り、おいしく、人の健康によい野菜づくりへの取り組みを実践しています。
その一つが「土づくりセンター」の完熟堆肥を用いて、循環型農業を行うことです。有機性廃棄物(野菜クズなど)を堆肥にし、有用微生物が豊富に含まれたこの堆肥を土に戻して、再び作物を作る――急激な農業の近代化で失われていましたが、元は、自然の摂理に添って古来から行われてきた、人にも地球環境にも優しい農法です。
もう一つは、理学博士・中嶋常允先生が提唱した理論に基づく、ミネラル農法への取り組みです。ミネラルバランスに着目した土壌診断と施肥基準に基づいた土づくりで、野菜の食味向上や作物の健全な生育を図ります。
こうした実践を重ねて、健全な土づくりをすることで、「野菜が人の健康に貢献できる」ことを実証していきます。